死者の書「グリーンフィールド・パピルス」第87章に記されている、ヘリオポリスの天と地のはじまりを描いた場面です。
大気の神シュウと湿気の女神テフヌウトとの間に、大地の神ゲブと天の女神ヌウトが生まれました。
そして、 ゲブ神とヌウト神の仲を嫉妬した父シュウ神が、ゲブ神の前に立ち、ヌウト神を両手で持ち上げて引き離されたことで、天は上に、地は下に、その間には大気と湿気が存在するようになったと記されています。
ホルスの目は古代エジプトのシンボルとして知られており、左目は月の象徴である「ウジャトの目」、右目は太陽の象徴である「ラーの目」です。
各神様にゆるくなりきったメジェドの姿のイラストが描かれています。