画像データ入稿テクニカルガイド
白押さえについて
アクリル等の透明な素材に印刷をする場合、カラーのインクでの印刷だけでは、透けた状態の仕上がりになってしまいます。
(特に、淡い色合いのカラーは、ほぼ透明に見えます。)
そこで、透けさせない仕上げにするために、地色として白インクを印刷することを「白押さえ」と言います。
※白インキは100%不透明ではありません。裏刷りがある場合、表裏のデザインの色味が相互に影響を受ける場合がございます。
白押さえを行っても、反対面の図柄が若干透けて見えます。
ご考慮のうえ原稿を作成してください。
裏面の印刷は表面用の白押さえした部分の上に、そのままフルカラー印刷を行います。
裏面に特殊な表面加工はいたしませんので、ウラ面の仕上がりはオモテ面と異なり透明感はありません。
予めご了承ください。
濃いベタが広範囲にある場合、稀にムラが発生する場合があります。
多くのインクが重なる場所は盛りが厚くなるため、色の濃い部分と薄い部分でわずかに薄い段が生じます。予めご了承ください。
白色のインクを使用しますが、原稿作成では塗り残しがないように「ベタ塗り」で 白押さえのレイヤーの中で作成してください。
また、白押さえパスは「ベタ塗り」のみ対応です。
「ぼかし」や「グラデーション」の表現のような濃淡のある塗り方は出来かねます。
(例)アクリルキーホルダー